初診時の流れ

1、問診表を記入していただきます(約5分~10分)

今ある不調や改善したい症状についてご記入ください。それについての質問事項などにお答えください。

 

2、カルテを見ながら具体的に聴いていきます(約10分から15分程度)

カルテだけでは分かりづらい情報や実際に患者さんの声を基に原因を探っていきます。

 

3、理学検査(約5分

関節の可動域や身体の柔軟性を見ていきます。また、治療後の関節の可動域や柔軟性がどのように変わったか確かめるための客観的な指標とします。

 

4.東洋医学的診断(約5分)

お腹の状態を伺う腹診、脈の状態を伺う脈診、舌の状態を伺う舌診などを行っていきます。

 

5,治療(約40分)

集めた情報を基に原因となっているところを治療していきます。治療の前に原因の説明を行います。

 

6,治療後

症状を緩和する方法を指導していきます。

 

全体で約1時間程度かかります。初診時の際は問診や問診表を記入などがあるので1時間30分ほどかかります。時間に余裕を持ってご来院ください。

 

東洋医学的診断とは

東洋医学では治療をするにあたって重視している四診(望診・聞診・問診・切診)というのがあります。

 

望診

顔色や顔の表情を観察しどのような状態か診断する方法です。また、「望」とは、遠くから眺めるというような意味合いもあり、治療院に入ってきた時の感じも実はちゃんと判断材料としています。

聞診

患者さんの発する声、身体の臭い(口臭・体臭)などで身体の状態を診断する方法です。話している声に元気があるか、食べ過ぎなどによる腹部膨満感を腹壁を叩くことによって確認したりするのが聞診にあたります。

問診

字の通り実際に患者さんに聴いてみることです。問診表を記入したりすることや今ある症状について深く掘り下げるために用います。望診や聞診は術者の主観的なところが多くなりがちですが、患者さんの声が実際に聴けます。

切診

実際に身体に触って「今どのような状態であるのか」を知る方法です。

筋肉や関節の柔軟性を確かめたり、脈やお腹や舌の状態を確認し、身体の状態を確かめていきます。

これら、四診で集めた情報を総合的に判断して治療を行っていきます。


使用する鍼・灸

◆◆◆鍼について◆◆◆

使用する鍼は大まかにわけて刺す鍼と刺さない鍼があります。主に刺す鍼を使用していますが、場合によっては刺さない鍼を使用はする場合があります。

刺さない鍼は分かりづらいかもしれませんが、鍼に過敏な方や体力が弱っている方などに使用しています。

(左から二番目までが鍼。それからシャーペンの芯、まち針の順です)

痛みが出づらいのが日本の鍼の特徴です。

◆◆◆お灸について◆◆◆

お灸も大まかにわけると透熱灸と知熱灸があります。

透熱灸はお米の粒の半分位の大きさで身体を温めるお灸です。冷えてる方や体力が弱っている方に使用します。

知熱灸は透熱灸よりお灸で、じわじわ温めていきます。温めるにも使いますが、お灸した場所に軽く発汗させるために使用しています。

 

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