感覚について
人間には感覚というものがあります。
冷感や温感や痛覚などがありますが、これらは今自分がどういう風な状態にさらされているか感じることができます。
危機を察知することができるのです。
例えば熱したフライパンずっと触っていたら火傷するから瞬間的に手を離しますよね、当たり前の話ですが
身体の痛みや冷えというのは何らかの身体からのサインをだしているのです
操体法の創始者である橋本敬三先生も著書の中で
「人間知識だけが発達してカンがにぶったのです」 (万病を治せる妙療法 操体法)
とおっしゃっています。
この橋本敬三先生は医師なのですが、身体の不調は身体の歪みが原因でなると考え、この操体法を考えたのです(医師でこの発想に至る柔軟さがあるのが凄いなと思います)
今の世の中健康に関する知識はネットやテレビや本などのメディアなどで調べられる時代です。
ただ、身体に関するカンが働かなくなっているのかもしれません。ここでいうカンを働かせるたというのは自分の身体がどういう状態か察知するということです。
身体の健康・不健康を自覚することは大事なことです。
橋本敬三先生の本読んでいたら、このカンの大事さに改めて気づかされました(^^;
自分も知識だけで判断してしまい、間違いや失敗をしてしまうことがあるので、知識や感覚やカンをフル稼働してまた明日から治療をしていきたいと思います(^^)