漢方の本を読みました。
「山本巌の漢方療法」 鶴田光敏著
不勉強のせいでこの方について知らなかったです。お恥ずかしい限りです。
山本巌先生は戦後日本を代表する漢方家です。
山本先生についての説明は詳しくは説明できませんが、この本を読んだら治療に対する信念が垣間見えました。
対話形式の本ですが、熱量が凄くて圧倒されます。
大変な勉強家であったのか、漢方治療の歴史について造詣が深く、歴史に残っている漢方家の考え方をきちんと説明していてくれてます。
人物名や単語は知っているのですが、まだまだ不勉強なもので改めて勉強しなければと再認識しました。
鍼灸師という資格では漢方を処方できませんが、今は西洋の薬でなく漢方を希望される方が多くなっているようです。
患者さんが漢方を服用されている場合もありますので、体質や症状を漢方で何となく把握できるのできちんと目を通しています。
この本は一般の方向けではありませんが、漢方治療とはこうあるべきというのが書かれています。
(だから熱量が凄い)
こういう本は自分を鼓舞してくれる大事な本となるのでもっと読みこんでいきます。
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