読書感想

修身についての本

 

「修身教授録」 森 信三

 

この本は実際の大学の授業(先生になる学生に対しての授業)を活字におこしまとめた本です。(本の途中に昭和13年と書かれていました)

 

 

修身とは第二次世界大戦前まで学校で教えていた科目の一つです。

 

 

戦後はGHQの命令により授業の科目自体がなくなってしまいました。

修身の教育が軍国主義の国民を育てているとアメリカは思ったんでしょう。歴史的な背景はわかりませんが。

 

 

本屋で何となく良さそうだなと思って購入したのですが、すごくいい本でした。

 

教育従事者に読んでほしい本。

 

 

なによりこんなに熱い本はなかなかお目にかかれないですね。本なのに実際授業受けているような感じになりました。

 

 

「何を志し、何をするのか」

 

時に厳しい口調で、時に優しく語りかけています。

 

 

この先生の教育に対する信念や情熱がひしひしと感じられました。

 

こういう本を読むと現状打破する気力が沸々と湧いてきますね~

 

 

また気を引き締めて鍼の勉強をし続けていこうと思い直した本でした。